2011年6月17日金曜日

灰色の町


2011/5/14・15と釜石、大槌に行ってきました。
3月末に行ってから2度目です。

赤い文字で「解体OKこした」と書かれた我が実家。衝撃でした。
「これで見納めか・・・」「これで終わりなのか?」とシャッターをきる。
春の日差しはとても強かった。
町が灰色。泥や土、砂のせいなのか・・・。現場に居ても目が反射でチカチカするほどの照り返しだった。
写真をUPしてみても乱反射がひどく、すりガラスで取ったかのような灰色の色彩ばかり。

毎日の情報で、強風である事は聞いていたが“ふきっさらし”と言うのが感じた印象でした。
車のドアを開けようものなら、風で吹き飛んでしまうのではないかと思うほどの強い風。

前回、行けなかった鮮魚店舗のほうに足を運んでみた。
よく子どもたちが遊んでいた船の先端、店に着くとこの舟に乗って船こぎのマネしてたっけ。
先端には布団がぶら下がり、船であることさえわからない・・・。
思ったとおり、店も跡形も無い。
側溝だけが何気に残っていた。
ここでストーブの上に鮭やホタテ乗せてあぶってみんなでつまみ食べたっけ。
高校野球の時には大音量MAXでさぁ。


悲惨と言うしか他ない・・・。
堤防の決壊、近くで見ると寒気がしてくるほど恐ろしさを感じた。

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