「今日終わったら、休みだぁ~!!」と多くの方は思っていたはず。
程よい春の日差しに、まさかの天変地異が襲ってくるとは思いもよらずに。
地震・・・空は真っ黒な雲に覆われる。
今このごろの陽気、その時刻が近づいてくると空を見上げてしまう。
あの時のような雲が出ていないかと。
今年2012年は日曜日。
多くの慰霊祭が各地で行われた。
そういう場所にはなんとなく行きにくかった。
「怖い」というのが本音でしょうか。
数日前より放映される被災地の報道は、何度も何度も見た映像だった。
それでも見てしまう。
ある朝、旦那様が「海まで行ってこようか・・・。」
「うん。」
「海の近くに行って、拝んでこよう。」
何を、どう自分の中で整理してよいのか?この一年をどう考えたらいいのか?
この気持ちはどこか慰霊祭に参加することで何かが変わるものなのか?
子ども達にも
「海は繋がっているから、亡くなった人、見付からない人、流れていった思い出を拝んでこよう。」
朝、日曜にはちょっとだけ早い、早起きをして車に乗り込む。
30~40分ほど走り、幾度か訪れたことのある海に着いた。
この後、それぞれの思いで手を合わせました。
軽く朝ごはんを済ませ帰路につきました。
帰りの車中でAKB48の「風は吹いている」が流れてきた。
♪この変わり果てた大地の空白に・・・
この歌詞にあの津波の映像と、それから訪れた時の町を思い涙する。
アイドルとしての歌としては聞くことが、歌うことが出来ない。
大きく心に響く歌です。
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